主 宰  能村 研三

プロフィール  

  • 1949年 登四郎の三男として市川市八幡に生まれる
    1971年 『沖』入会 福永耕二の手ほどきを受ける
    1993年 句集『鷹の木』で俳人協会新人賞を受賞
    2001年 4月より父・登四郎から『沖』主宰を継承する
    『沖』の主宰として登四郎の創刊理念の「伝統と新しさ」を
    引継ぎつつも常に時代を読みその時代の中で俳句の美学を継承する
    『ルネッサンス沖』を掲げ更なる革新を図っている

役 職

公益社団法人俳人協会理事長
国際俳句交流協会副会長
千葉県俳句作家協会会長
市川市俳句協会会長
市川市芸術文化団体協議会会長
日本文藝家協会会員

著 書

【句集】
 『騎士』(昭和58年・1983)鳰書房
 『海神』(昭和60年・1985)牧羊社
 『鷹の木』(平成4年・1992)富士見書房
 『磁気』(平成9年・1997)角川書店
 『滑翔』(平成16年・2004)ふらんす堂
 『肩の稜線』(平成22年・2010)本阿弥書店
 『催花の雷』(平成27年・2015)KADOKAWA
【随筆】
 『飛鷹抄』(平成27年・2015)コールサック社


代表句

青林檎置いて卓布の騎士隠る
春の暮老人と逢ふそれが父
兜虫掴みて磁気を感じをり
滑翔のちからを貯めて鷹渡る
滝行者鋼佇ちしてゐたりけり
朧濃し一生一郷棲まひかも
腕立て伏せ地べたに尽きてあたたかし
初空にルネッサンスの志
列島の反りを極めて寒波急
野火走る固き拳がポケットに
聖五月鳥語シャワーを浴びにけり
敬仰の人と高きに登りけり
暁闇の冷えを纏ひて神鵜翔つ
根ざらしの崖に秋寂ぶ音を聴く
田植機の日を躍らせて折り返す

  

選者・カルチャー講師

 【カルチャー講師】
  NHK学園市川オープンスクール
  朝日カルチャー千葉教室
  よみうりカルチャー柏教室
 【選者】
  朝日新聞 千葉版
  読売新聞 地方版(千葉・埼玉・栃木) 
  北國新聞 
  富山新聞
  雑誌「俳句界」雑詠選
  雑誌「俳句四季」雑詠選
  千葉銀行 ひまわり倶楽部 俳句欄
  日蓮宗 本門寺 月刊誌「池上」俳句欄

  (令和2年5月末現在)